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『この物語は、その四兄弟が、この前の戦争(第二次世界大戦)の時、
空襲をさけてロンドンから疎開した時におこったことなのです。』
(ナルニア国物語 ライオンと魔女 p9より) |
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『そのあかりは、衣装だんすのうしろがあるはずの、
ほんの十センチか十五センチしかはなれたところにではなく、
ずっと遠くのほうにありました。』
(ナルニア国物語 ライオンと魔女 p15より) |
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『あの街頭と、東の海の岸べに立つ
ケア・パラベルの大きなしろとのあいだは、
いたるところナルニアです。』
(ナルニア国物語 ライオンと魔女 p19より) |
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『こうしてルーシィは、まるでまえから知りあった仲のようにして、
このけものともひとともつかないふしぎな人物と腕を組んで、
森の中へふみだしていきました。』
(ナルニア国物語 ライオンと魔女 p21より)
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「どうか、家に帰るまでに食べるプリンを一つ、
いただけないでしょうか?」
「ならぬ、ならぬわい。」
(ナルニア国物語 ライオンと魔女 p51より) |
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『四人のうしろには、外套かけに外套がずらりとならび、
四人の前には、雪をかぶった木々がたっていました。』
(ナルニア国物語 ライオンと魔女 p69より) |
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『これほどまっ赤な胸と、
訴えかけるようなきれいな目をもった小鳥は、
だれも見たことがないでしょう。』
(ナルニア国物語 ライオンと魔女 p76より) |
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『この時ビーバーはまた、木のうしろから頭をつきだして、
みんなをしんけんなようすで手まねきしました。』
(ナルニア国物語 ライオンと魔女 p81より) |
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『―アスランきたれば、あやまち正され、
アスラン吼ゆれば、かなしみ消ゆる。
きばか光れば、冬が死にたえ、
たてがみふるえば、春たちもどる。―』
(ナルニア国物語 ライオンと魔女 p97より) |
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『サンタクロースは、まことに大きな人で、
喜ばしげな顔をして、ほんとうにここにいるのですから、
子どもたちは感動して、静かになってしまいました。』
(ナルニア国物語 ライオンと魔女 p129より) |
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「だれからもらったのじゃ?」
「サ、サ、サンタクロースで・・・・・・」ときつねはどもりました。
(ナルニア国物語 ライオンと魔女 p138より) |
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『ただ黄金色のたてがみと、
何者をもうちひしぐような威厳のある王者の目を、
ちらりとあおぎ見たばかりで、あとは、
アスランを見つめることができずに、
わなわなとふるえてしまったのでした。』
(ナルニア国物語 ライオンと魔女 p150より) |
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「裏切りがあるたびに、わらわが、
それに死をあたえる権利のあることは、ごぞんじのはじじゃ。」
(ナルニア国物語 ライオンと魔女 p166より) |
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『はじめのはげしいおどろきがきえてみると、こんどは、
刈りこまれたアスランの顔が、
前よりもはるかに勇ましく、はるかに美しく、
また、はるかにがまんずよいのが、ルーシィにわかりました。』
(ナルニア国物語 ライオンと魔女 p180より) |
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「わかったわ――」とスーザン。
「でも、なんて、ふしぎなんでしょう。
ネズミたちは、なわをかじって切ってるのね!」
(ナルニア国物語 ライオンと魔女 p186より) |
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『朝日にかがやいて、
今までよりはるかに大きく(ふたりには思われました)、
たてがみをゆすりながら
(たてがみがもとどおりに、ふさふさと生えていました)、
そこにアスランそのひとが、たっていました。』
(ナルニア国物語 ライオンと魔女 p190より) |
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『するとひとこえ、西の街灯から東の海べまで、
ナルニアじゅうをふるわせる吼え声をあげて、
この偉大なけものは、みずから白い魔女におどりかかりました。』
(ナルニア国物語 ライオンと魔女 p208より) |
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「ナルニアに王、女王となったものは、
永久にかわらず、王、女王である。
その位をつくせ、アダムのむすこども。
そのつとめをはたせ、イブのむすめたち。」
(ナルニア国物語 ライオンと魔女 p213より) |
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『ふたりの王とふたりの女王は、宮廷の主だったひとたちをつれて、
角笛をもち、犬をしたがえて白ジカ狩りに、
西の森に馬を進めていきました。』
(ナルニア国物語 ライオンと魔女 p216より) |
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「そういうひとたちは、いうことが変だ。
顔つきまでかわっとる。それで秘密がもれるのさ。
目をよく見ひらいておきたまえ。」
(ナルニア国物語 ライオンと魔女 p221より) |